アザール、古巣チェルシーとの対峙に感慨 「友人と対戦するのはいつも良いもの」
CL準決勝第1戦でチェルシーと対戦、アザールは途中出場で古巣対決が実現
レアル・マドリードは現地時間27日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦で、プレミアリーグのチェルシー相手にホームで1-1のドローに終わった。この試合に、後半の途中から出場したレアルのベルギー代表MFエデン・アザールが試合後、古巣チェルシーとの試合を「友人と対戦するのはいつも良いものだね」と振り返ったことを現地紙が伝えている。
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レアルは試合序盤からチェルシーに主導権を握られる展開が続き、前半14分、相手のアメリカ代表MFクリスチャン・プリシッチに抜けられ、先制ゴールを奪われる。アウェーゴールを許したレアルは同29分、CKの流れからヘディングでボールを繋ぎ、最後は元フランス代表FWカリム・ベンゼマが頭でトラップしたボールを強烈なボレーシュートで叩き込み同点。後半に入ってもチェルシーにボールを握られる展開が続き、レアルもカウンター攻撃で応戦するも両者譲らず、1-1のドローで試合は終了した。
アザールは後半21分に途中出場。古巣との対決が実現したなか、スペイン紙「AS」は試合後のコメントを紹介している。「スコアはもっと悪くなっていたかもしれない。第2戦がまだ残っている。私たちは週末に行われるオサスナ戦について考え、そこで勝つ必要がある」と試合に言及し、「友人と対戦するのはいつも良いものだね。でも今はレアル・マドリードの選手だから勝ちたいと思っている」と2012年から7シーズン在籍した古巣チェルシーとの対戦に触れつつ、第2戦への意気込みを語った。
19年夏にチェルシーから移籍金1億ユーロ(約130億円)でレアルに加入したアザールは、スペインでの生活に苦しみ、負傷で10回以上の離脱を経験。今季も相次ぐ負傷に悩まされ、思うようにプレーできておらず、批判の的となっていた。古巣との一戦を機に復調することができるか、今後のパフォーマンスにも注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)