CL欠場のレアル主将ラモス、スタンドからの“ヘディング授業”に英注目 「苛立たせた」

負傷離脱中のDFセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
負傷離脱中のDFセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】

レアルはチェルシーに1-1のドロー ヴァランの決定機逸にラモスのジェスチャーが話題

 レアル・マドリードは現地時間27日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦でチェルシーと対戦し、ホームで1-1と引き分けた。そんななか、英メディアは負傷で欠場したスペイン代表DFセルヒオ・ラモスがスタンドで見せた同僚DFラファエル・ヴァランへの“ヘディング授業”に注目している。

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 レアルは今季、リーガ・エスパニョーラで首位アトレティコ・マドリードと勝ち点2差の2位に付けており、CLでも準決勝進出と、2冠を狙える立場にある。ただ、主将であり、精神的支柱のラモスは今季、度重なる負傷に苦しめられており、リバプールとのCL準決勝やリーグ第30節バルセロナ戦の“エル・クラシコ”など大一番の欠場を余儀なくされた。

 CLチェルシー戦にも間に合わず登録外となったなか、試合は前半14分に相手MFクリスティアン・プリシッチに先制点を献上。同29分に元フランス代表FWカリム・ベンゼマが同点弾を奪い、その後は一進一退の拮抗した展開が続いたなか、1-1で迎えた後半43分にレアルにビッグチャンスが到来する。

 左CKの場面で、キッカーのドイツ代表MFトニ・クロースが低弾道の鋭いクロスを放り込むと、ヴァランが相手を振り切ってニアで合わせるも、ヘディングシュートは枠をわずかに外れ、勝ち越し弾とはならなかった。すると、カメラはスタンドで試合を見守るラモスを捉える。ラモスは立ち上がって歯がゆい表情を浮かべながら、首を振るヘディングのジェスチャーを見せていた。

 英メディア「スポーツ・バイブル」は「ラモスが同僚のヴァランに対し、スタンドからヘディングの授業」と見出しを打ち、「ヴァランのヘディングは失敗に終わり、ラモスを苛立たせた。また、引き分けの結果を受け、ラモスは自分自身にももどかしさを感じていたはずだ」と取り上げている。

 強烈なヘディングを武器とするラモスであれば、あの場面で劇的な一撃をネットに突き刺していたのかもしれない。

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