PSG、メッシに2年契約提示と海外報道 「これ以上に金銭的に有利なオファーはない」
バルサとの契約満了が6月末に迫るなか、1年契約延長オプション付きの2年契約を提示
フランス王者パリ・サンジェルマン(PSG)は、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ獲得に向けて2年契約をオファーしたと、アルゼンチン放送局「TNTスポーツ」ブラジル版が報じている。PSGからのオファーは、金銭的に他のクラブを大きく上回るものになるという。
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メッシは今季限りでバルセロナとの契約が満了を迎え、昨夏の退団騒動に引き続き、今夏の移籍マーケットでもその動向が注目される。
PSGはマンチェスター・シティと並び、メッシの移籍先として以前からその名が浮上していた。契約期間満了の6月30日まで約2カ月と迫ったなかで、「TNTスポーツ」のバルセロナ特派員マルセロ・ベクレル氏によれば、PSGはメッシに2年契約をオファーしているという。契約には1年契約延長のオプションも含まれるようだ。
メッシ獲得のためにPSGが提示した金額は、契約延長を望むバルセロナを含めて他のクラブを大きく上回るものだという。記事では、「PSGはこれ以上に金銭的に有利なオファーはないことを保証したはず」と記されている。また、PSGがタイトル獲得のチャンスがあるクラブであることをメッシに確信させるための魅力的なプロジェクトも立ち上げているようだ。
PSGは現在リーグ・アン3連覇中。過去8シーズンで7度のリーグ制覇と国内では無類の強さを誇る。一方でUEFAチャンピオンズリーグではなかなかベスト8の壁を破ることができていなかったが、昨季は準優勝、今年準決勝へ進出と着実に欧州制覇に近づいている。この報道を受け、スペイン紙「マルカ」も「(PSGの近年の実績は)メッシのチャンピオンズリーグ優勝への意欲と一致している」と伝えた。
バルセロナもジョアン・ラポルタ新会長の下でメッシの慰留に動いているが、獲得を狙う側のクラブもあらゆる手を尽くしての引き抜きを画策している。6度のバロンドール受賞歴を持つサッカー界のスーパースターは今夏にどのような決断を下すのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)