アーセナルの米オーナー退陣へ拍車? 「Spotify」買収案浮上で3人の“黄金期英雄”援護か
エクCEOの買収意向表明に、アンリ、ヴィエラ、ベルカンプの英雄3人が呼応と報道
音楽ストリーミングサービス「Spotify」のダニエル・エクCEOは、アーセナルの買収に乗り出す意向をSNSで表明した。現在、クラブのオーナーであるアメリカ人のスタン・クロエンケ氏は売却の予定はないと声明を発表したが、レジェンドたちはオーナー交代を望んでいるようだ。英紙「デイリー・メール」が、2003-04シーズンの無敗優勝メンバー3名が、協力に乗り出したと報じている。
アーセナルはプレミアリーグのリバプール、マンチェスター・ユナイテッド&シティ、チェルシー、トッテナムとともに、欧州スーパーリーグ(ESL)への参戦を表明。しかし、国内外から猛反発を受けたことを受け撤退する意向を示したものの、アーセナルのファン・サポーターの怒りは収まらずにエミレーツ・スタジアムで現オーナーの退陣を要求するデモを行なった。
そんななか、Spotifyの共同設立者でもあるエクCEOは、自身のツイッターアカウントで、子供の頃からアーセナルを応援していたことを明かし、「KSE(クロエンケ・スポーツ&エンターテインメント)にアーセナルを売却する考えがあるなら、喜んで(新オーナーに)立候補する」と表明した。
これを受けて、スタン・クロエンケ氏の息子であり、クラブのダイレクターを務めるジョシュ・クロエンケ氏は、クラブを売却する意向がないことを表明。そのため、エクCEOが新オーナーになることは難しいと思われたが、強力な援軍を得たようだ。元フランス代表FWティエリ・アンリ、同MFパトリック・ヴィエラ、そして元オランダ代表FWデニス・ベルカンプのレジェンド3人が、エクCEOに協力をするという。
記事によると、エクCEOがクラブを買い取った場合、3人はアーセナルに戻る見込みだとされている。アーセナルのファン・サポーターが、ESL参戦に反対の意を示した3人の協力をどのように受け止めるか注目される。
[ftp_del]
[/ftp_del]
(FOOTBALL ZONE編集部)