ソン・フンミン、タイトル逸で涙 傷心の敵を慰めるシティMFの「フェアプレー」精神に称賛
トッテナムはカラバオ杯決勝でシティに敗退 ギュンドアンとフォーデンがソンを慰める
トッテナムは現地時間25日、カラバオ・カップ決勝でマンチェスター・シティと対戦。0-1で敗れ、タイトル獲得を逃した。エース格の韓国代表FWソン・フンミンは敗戦後、人目をはばからずピッチで悔し涙を流したが、それをシティの選手2人が慰める様子を英メディアが取り上げている。
29歳のライアン・メイソン氏が暫定監督となったトッテナムは、故障明けのイングランド代表FWハリー・ケイン、ソン・フンミン、ブラジル代表MFルーカス・モウラが3トップを形成した。
シティ優勢の展開を、フランス代表GKウーゴ・ロリスの好セーブでしのいでいたトッテナムだが、後半37分にセットプレーから失点。そのまま0-1で敗れ、13年ぶりのタイトル獲得は叶わなかった。
ソン・フンミンはフル出場するもノーゴールでチームを救えず。試合後、悔しさのあまりピッチ上で涙を流し、うずくまるなか、シティのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンとイングランド代表MFフィル・フォーデンがソン・フンミンの下に駆け寄り、背中に手をかけて言葉をかけ、慰めるシーンがあった。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」公式インスタグラムは、「ソン・フンミンとトッテナムのハートブレイク(傷心)。フルタイムで対戦相手を慰めたイルカイ・ギュンドアンとフィル・フォーデンのフェアプレー」と動画を公開。海外ファンからは「泣くな、ソン」「彼はトッテナム以上のチームに値する」「スポーツマンシップ」といった声が上がっていた。
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