「反応が遅かった」 逆転勝利の浦和、先制弾のDF西大伍が指摘したマイボールの課題

小泉は“緩さ”を反省「ああいう緩さがあると順位は積み上げられない」

 後半に入って2ゴールを奪い、小泉はその2点に絡んだ。後半30分にはセットプレーの二次攻撃で「イメージどおり、嗅覚のある人ならいてくれると思って蹴った」という最終ライン背後へのボールをDF槙野智章が決め、同37分には左サイドから崩した場面でゴール前へ走り込み、小泉自身はシュートを打ち切れなかったがこぼれ球をMF田中達也が決めた。

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 小泉は試合後、「入りはすごく良かったし、先制点も取れたのは良かったけれども、全体的にも、個人としても緩さが出てしまった。そこが修正できないままだった。リーグ戦は、1試合1試合が大事。ああいう緩さがあると順位は積み上げられない。それは重く受け止めて修正したい。後半は流れがすごく良くなったとか、チャンスが何度もできるような展開にはできなかったけど、失点しても焦らず焦れずにやろうと(西)大伍さんや槙野さんが声を掛けてくれた。辛抱強いゲームができて勝ちにつながったと思う」と振り返った。

 改めて、今季の浦和の生命線が質の高いボール保持にあるというのを示した感のあるゲームになった。前節のセレッソ大阪戦(0-1)で3連勝がストップしたものの、悪い流れに入ることを防ぐ勝利となった浦和は、再び連勝街道を歩むことができるだろうか。

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