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欧州スーパーリーグ参画の強豪12クラブへ制裁か UEFA会長明言「決して許されない」
チェフェリン会長、創設合意クラブへの制裁に言及「誰かのせいではなく…」
欧州の強豪12クラブが現地時間18日に創設合意を発表した「欧州スーパーリーグ」。サッカー界のみならず、各国の政治家などからも大きな反発を受けてすでに計画は頓挫しているが、UEFA(欧州サッカー連盟)のアレクサンダル・チェフェリン会長が英紙「デイリー・メール」の独占インタビューで、この創設に関わった全12クラブに制裁を与える意向を明かした。
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欧州スーパーリーグにはイングランド(リバプール、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、チェルシー、トッテナム)、スペイン(レアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・マドリード)イタリア(ユベントス、インテル、ACミラン)の名門クラブ12チームと追加3クラブ(未定)が固定された創設メンバーとして参加し、そこに前シーズンの成績に応じた5チームを加えた20チームでの開催を計画。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)に代わる大会としての実施を目指すとされた。
しかし、FIFA(国際サッカー連盟)とUEFAも断固として認めない姿勢を示し、監督や選手、世界中のサッカーファン、さらにはボリス・ジョンソン英国首相、ローマのヴィルジニア・ラッジ市長ら政府関係者からも強烈な反発を受け、これまでにレアルとユベントスを除いた10クラブが脱退への動きをなんらかの形で見せるなど、事実上の崩壊状態となっている。
チェフェリン会長は独占インタビューで、「誰であっても、自分のしたことの結果を受け入れなければならないし、何もなかったことにはできない。誰かのせいではなく、彼ら自身が問題を引き起こした。決して許されることではない」などと述べ、創設に合意した全12クラブが何かしらの処分を受ける必要があるとした。
その一方で、「イングランドのクラブと他の6つのクラブとの間には明確な違いがある。彼らは先に撤退し、自分たちのミスを認めた」とコメント。「私からすれば、この12クラブには3つのグループがある。最初に撤退したイングランドの6クラブと、その後に撤退した3クラブ(アトレティコ、ミラン、インテル)。そして、間違いだと分かっているのに固執し、スーパーリーグがまだ存在すると思っているクラブだ。彼らの間には大きな違いがある」と続け、プレミアリーグクラブには情状酌量の余地があるとの見解を示している。
(FOOTBALL ZONE編集部)