レスター岡崎がエバートン戦で今季25試合目の途中交代 プレミア記録まで「1」に迫る

全身全霊を傾けてきた岡崎が、最終節でリーグ史にその名を刻むか

 レスターが初優勝を果たした直後の一戦でも、日本代表FW岡崎慎司の縦横無尽の動きは健在だった。第37節エバートン戦で公式戦17試合連続となる先発出場を果たし、7試合ぶりのゴールこそならなかったものの3-1の勝利に貢献。プレミアタイ記録まであと「1」となる25試合目の途中交代が、全身全霊のプレーを象徴している。

 この日岡崎は、出場停止処分の明けたイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディとお馴染みの2トップを形成。前半5分、スローインを受けたキングが右サイドからシンプルなアーリークロスを上げると、いち早く飛び込んだヴァーディが右足ダイレクトで合わせて、レスターが1-0と先制に成功する。

 岡崎もこの流れに乗り、22分に右サイドのクロスを頭で合わせようとし、その5分後にはMFカンテのミドルシュートを相手GKが弾いたところに飛び込む。一連のガッツあふれるプレーに、キングパワー・スタジアムに駆けつけたファンは拍手を送った。

 そして同32分には岡崎の展開から、今季決定機に絡み続けたMFマフレズがスキルフルな突破を見せる。最後はキングが右足を振り抜き2-0と追加点を挙げる。下部組織出身の10番のゴールでスタジアムはさらにヒートアップした。

 

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