メッシ、バルサとの契約延長を急がない理由 “決め手”になる可能性がある2選手とは?
ネイマールとアグエロがバルセロナに加入する可能性を慎重に判断
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、今季限りで契約満了を迎えることからその去就が注目を集めている。ジョアン・ラポルタ新会長ともすでに会談を行っているというが、契約延長を急いではいないという。鍵を握るのはメッシの新相棒となる新戦力となりそうだ。スペイン紙「マルカ」が、「メッシの戦略」との見出しを打って報じた。
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メッシは昨夏に退団説が過熱し、今なお移籍の噂が絶えない状況だ。ラポルタ新会長はメッシに絶大な信頼を置き、残留に向けて全力を尽くすとも明言しているが、交渉が進展したという話は出ていない。
現地メディアによれば、メッシは契約延長を急いではおらず、今後のバルセロナがどのような動きを見せるのか注視しているという。マルカ紙は「バルセロナのスポーツ面での計画がメッシにとって重要」としたうえで、重視すべきポイントの一つとして「メッシはバルセロナがネイマールを獲得できるかどうかを知りたがっている」と指摘した。
2017年からパリ・サンジェルマン(PSG)でプレーするブラジル代表FWネイマールには、これまでに何度もバルセロナ復帰の噂が持ち上がっている。メッシとは親交が深く、メッシの去就を左右するキーマンとして浮上しているようだ。
また、同紙によれば、メッシはネイマールだけでなく、「セルヒオ・アグエロがどうなるかも見てみたいと思っている」という。アグエロは今季限りでマンチェスター・シティを退団することが決まっており、やはりバルセロナ移籍が取り沙汰されている。
ネイマールか、アグエロか。いずれもメッシとは関係の深い選手だが、バルセロナが彼らを獲得できるかどうかがメッシ残留の決め手となる可能性があるようだ。
昨夏、前会長のジョゼップ・マリア・バルトメウ氏との対立を機に一度はバルセロナ退団を決意したメッシ。納得した形で新契約を結ぶためにも、クラブの今後について慎重に見極めを行うことになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)