岡崎はハッスルプレーで万雷の拍手 王者レスターは感動の本拠地最終戦で3-1勝利!

前線で攻守に奮闘 後半17分にウジョアと定番の途中交代

 “ミラクル・レスター”はホーム最終戦でもその強さを見せつけた。奇跡のプレミア初優勝後初の公式戦となった第37節エバートン戦で、FWジェイミー・ヴァーディの2得点などで相手を圧倒し3-1で勝利。日本代表FW岡崎慎司は公式戦17試合連続となる先発出場を果たし、相変わらずの精力的な動きで超満員の観衆から喝采を浴びた。

 試合前、レスターイレブンはエバートンと審判団、スタンドのサポーターが優勝を祝福する拍手を受けながら入場した。出場停止のMFドリンクウォーター、DFフートの代わりにMFキング、DFヴァシリェフスキが先発した以外は、出場停止明けのヴァーディ、岡崎の2トップなどお馴染みとなったメンバーが並んだ。主力を入れ替えなかったラニエリ監督はメンバーへの忠誠を貫き通した。

 降りしきる雨の中でパーティームードの本拠地を、いきなりヴァーディが沸かせた。前半5分、スローインを受けたキングが右サイドからシンプルなアーリークロスを上げると、いち早く飛び込んだヴァーディが右足ダイレクトで合わせて1-0と先制。3試合ぶりの復帰となったエースは、自身リーグ戦23得点目で幸先の良いスタートを切った。

 その後もレスターは最終ラインを束ねるDFウェス・モーガンがドリブルでペナルティーエリア内に入り込むなど、いつも以上にアグレッシブな姿勢を見せた。岡崎も22分に右サイドのクロスに頭から飛び込み。その5分後にはMFカンテのミドルシュートを相手GKが弾いたこぼれ球を狙う。一連のガッツあふれるプレーに、キングパワー・スタジアムに駆けつけたファンは拍手を送った。

 

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