「5分でチャンスを投げ捨てた」 ヘタフェ指揮官が嘆き節「メッシがいると…」

ヘタフェのホセ・ボルダラス監督【写真:Getty Images】
ヘタフェのホセ・ボルダラス監督【写真:Getty Images】

久保所属ヘタフェはバルセロナに2-5敗戦、ボルダラス監督は落胆露わ「ほろ苦い気持ち」

 日本代表MF久保建英が所属しているヘタフェは、現地時間22日に行われたリーガ・エスパニョーラ第31節でバルセロナと対戦し、2-5と敗れた。久保が2試合ぶりに先発出場したなか、ホセ・ボルダラス監督の試合後のコメントを現地紙が取り上げており、「5分でチャンスをピッチに投げ捨てた」と落胆している。

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 敵地カンプ・ノウに乗り込んだヘタフェだが、前半からバルセロナに試合を支配される。同8分、スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツのスルーパスに抜け出したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに左足で決められ、あっさり先制を許す。同12分にはオウンゴールで一時は追いつくも、同28分、33分と立て続けに失点をし、前半を1-3で折り返す。後半24分に獲得したPKで1点差に迫るも、終了間際の同42分とアディショナルタイムにゴールを奪われ万事休す。2-5と大敗を喫した。

 現地紙「マルカ」は試合後のボルダラス監督のコメントを紹介。「前半を相手に与えてしまったし、5分でチャンスをピッチに投げ捨てた。ほろ苦い気持ちだ。また、ミスキックにより、悪いクリアになり、それを最高に賢いメッシに決められ、3点目を奪われた」と振り返った。さらに、対戦相手のエース・メッシについて「メッシが相手チームにいると、難易度がより高くなる。彼は世界で最高の選手だよ」と称賛していた。

 バルセロナに敗れたことにより、直近のリーグ戦14試合でわずか1勝(5分8敗)のヘタフェは、32試合終了時点で降格圏の18位ウエスカと勝ち点4差の15位と低迷している。リーグ戦残り6試合で、ボルダラス監督はチームを残留に導くことができるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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