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インテルがホーム最終戦勝利で4位確定! 長友は先発フル出場でエンポリ撃破に貢献
左サイドバックで攻守に奮闘 来季ELは本戦から出場へ
日本代表DF長友佑都が所属するインテルは、ホーム最終戦となった7日のエンポリ戦で2-1の勝利を飾った。左サイドバックとして先発フル出場した長友は、攻守に積極的なプレーを見せてチームの勝利に貢献している。
序盤の主導権を握ったインテルは前半12分、ショートカウンターで左サイドを崩すと、MFイバン・ペリシッチのラストパスをFWマウロ・イカルディが冷静に相手GKの動きを見極めてゴール中央に決めて1-0と先制に成功した。
しかし、インテルは中央の守備に危うさを見せる展開になった。同37分、エンポリの誇る強力2トップに同点弾を許してしまう。FWマッシモ・マッカローネのラストパスに対して、この日出場停止のDFジェイソン・ムリージョに代わり出場のDFフアン・ジェズスがFWマヌエル・プッチャレッリに振り切られ、そのままゴールを許して1-1の同点とされた。
それでもインテルは、勝ち越して前半を終えることに成功する。直後の同40分、敵陣で相手のパスミスに乗じてチャンスを迎えると、MFステヴァン・ヨベティッチのシュートが相手GKにセーブされたこぼれ球をMFペリシッチが押し込んで、2-1とリードを奪ってハーフタイムに突入した。
後半に入ると、インテルはエンポリのパスワークを主体としたサッカーの前に守勢に回る展開になった。長友も後半5分にイエローカードを提示される苦しい展開になったが、ゴール前を固めて同点ゴールは許さない。長友はカウンターの場面で一気にオーバーラップを仕掛けるなど積極的なプレーを披露する一方で、相手の逆サイドからの攻撃に対してセンターバックのカバーに入り決定機を未然に防ぐプレーを2回見せるなど、サイドバックとして安定した守備を見せた。
会心のゲームとはいかなかったインテルだが、試合はこのまま2-1で勝利。4位を確定させ、来季のUEFAヨーロッパリーグは本戦からの出場が決定した。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images