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「GKが寄せると分かっていた」 中村俊輔、セルティック“伝説のFK弾”から14年
敵地キルマーノック戦で劇的決勝弾を決めて優勝に貢献
元日本代表MF中村俊輔と言えば、セルティック時代の2006-07シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で強豪マンチェスター・ユナイテッド相手に2試合連続で叩き込んだ直接FK弾が伝説として語り継がれている。一方で、その直後にリーグ優勝を決めた一撃も多くの人の脳裏に刻まれており、4月22日でちょうど14年が経過した。
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2007年4月22日のスコティッシュ・プレミアリーグ第34節、勝てばリーグ優勝という敵地キルマーノック戦で、セルティックは1-1のまま後半アディショナルタイムを迎えた。
セルティックがペナルティーエリア手前約25ヤード(約22.86メートル)の位置でFKを獲得し、キッカーは中村。低い弾道のFKを放つと、ボールはそのまま左サイドネットに突き刺さり、劇的な一撃でチームを優勝に導いた。雄叫びをあげた中村はユニフォームを脱ぐと、そのまま観客席に突っ込んでファンや同僚と狂喜乱舞した。
セルティック公式サイトでは、「ナカムラのタイトル獲得FK」と題し、「GKがニアポストに寄せると分かっていたから、ファーポストを狙ってシュートを撃った」と駆け引きの様子を明かした当時の中村のコメントも紹介されている。
同年には、シーズンMVPとベストイレブンにも輝いた中村。優勝を決めたこの一撃も、引き続き語り継がれていくのは間違いないだろう。
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