ベイルが電撃解任のモウリーニョを「皮肉った」!? 試合後の「攻撃したい」発言に注目
メイソン暫定監督の下で再出発となったトッテナムは初戦で2-1と勝利
ライアン・メイソン暫定監督の下で再出発となったトッテナムは現地時間21日にプレミアリーグ第29節でサウサンプトンと対戦し、2-1で勝利した。同点ゴールをマークしたウェールズ代表FWギャレス・ベイルは試合後、解任されたジョゼ・モウリーニョ前監督の守備的なスタイルを皮肉るコメントをしたと注目されている。
ホームにサウサンプトンを迎えたトッテナムは、前半30分に先制ゴールを許した。メイソン暫定監督初陣でいきなり躓く格好となったが、後半に入ると試合展開は一変。後半15分にこぼれ球を拾ったベイルが得意の左足で同点ゴールを叩き込んで同点とすると、同45分には韓国代表FWソン・フンミンがPKを決めて勝ち越しに成功した。試合は2-1で終了し、トッテナムはリーグ戦4試合ぶりの勝利を手にした。
価値ある同点ゴールを決めたベイルは試合後、英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューで、先日解任されたモウリーニョ前監督の守備的なスタイルを暗に批判するようなコメントをしていたようだ。
「必要なのはもっと前に出ていくことだ。僕たちは攻撃したい。僕たちはビッグプレーヤーを何人も擁するビッグチームだから、ピッチのより高い位置にいる必要がある。今日はそれができていたと思うよ」
これについて、英紙「デイリー・ミラー」は「ギャレス・ベイルがモウリーニョを皮肉った」の見出しを打ち、「モウリーニョ監督の下で行われていた守備的なフットボールについて指摘したようだ」とベイルのコメントに前監督のスタイルを批判する意図があったのでは、と伝えている。
また、ベイルはモウリーニョ前監督の下で出場機会が限られていたこともあり、同紙は「(2人は)険悪な関係にあり、彼(モウリーニョ)が退団することになってもベイルはそれほどショックを受けなかっただろう」と両者の不穏な関係についても指摘していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)