「東京五輪は不利な要素がない」 元Jリーガーの韓国英雄、母国五輪代表に金メダル希望
2012年のロンドン五輪で3位入賞を果たしたホン・ミョンボ監督が抽選結果に言及
東京五輪男子サッカーの組み合わせ抽選会が21日にスイス・チューリヒにあるFIFA(国際サッカー連盟)本部で行われ、韓国はホンジュラス、ニュージーランド、ルーマニアと同居するグループBを引き当てた。同国の英雄で、現在は蔚山現代を率いるホン・ミョンボ監督は、「必ず金メダルを取ってほしい」とエールを送った。韓国紙「朝鮮日報」が伝えている。
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16チームが出場する男子サッカーは、過去5大会の成績を基にポット1からポット4までに振り分けられ抽選会を実施。開催国の日本はグループAに入り、ポット2からメキシコ、ポット3から南アフリカ、ポット4からフランスを引き当てた。
同じポット1に入っていた韓国はグループBとなり、ポット2のホンジュラス、ポット3のニュージーランド、ポット4のルーマニアと同居。同大陸連盟のチームが同組にならないように抽選が進められたなか、日本に比べて比較的楽な相手を引き当てる結果となった。
韓国は2012年のロンドン五輪で、ホン・ミョンボ監督指揮の下、過去最高成績の3位入賞。04年のアテネ五輪、16年のリオデジャネイロ五輪ではベスト8入りを果たしている。かつてJリーグでもプレーした英雄のホン・ミョンボ監督は、今回の抽選結果について意見を求められ、このように答えたという。
「多くの人々の祈りもあって、組み合わせは上手く運んだようだ。私はキム・ハクボム監督が率いる五輪代表チームを高く評価している。東京五輪は、環境面で不利となる要素が一つもない。開催地も(韓国から)近く、天候的にも現地適応は必要ない。サッカーは国民的な関心が高いだけに、必ず金メダルを取って、国民に大きな喜びを届けてほしい」
五輪代表監督の経験者として、ホン・ミョンボ監督は母国のチームにエールを送っていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)