「日本はとても良いチーム」 メキシコ五輪監督が「規律」と「流動性」を警戒
ロサーノ監督が東京五輪で同組となった日本、フランス、南アフリカについて言及
メキシコ五輪代表のハイメ・ロサーノ監督が現地時間21日、日本、フランス、南アフリカと同組になった東京五輪の組み合わせについて、「厳しいグループになった」と見解を示した。メキシコサッカー協会公式サイトがコメントを伝えている。
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現メキシコ五輪代表は日本五輪代表と過去2回対戦。2019年6月のトゥーロン国際大会(フランス)の準決勝では2-2の同点からPK戦の末に敗退。同年9月にメキシコで行われた親善試合では0-0で引き分けている。
ロサーノ監督は日本について、「何度か対戦しているが、とても良いチーム。ポゼッションのコンセプトもしっかりしていて、非常に規律がある。前線の選手たちは流動的に動く。戦術的にも秩序がある。開催国でもあり、間違いなくライバルチームの一つになるだろう」と、印象を語った。
メキシコはグループリーグではフランス、日本、南アフリカの順に対戦予定で、ロサーノ監督は日本以外の国についても言及。フランスについては、「個人的には、今大会の中で最も良いチームになり得ると思う。世界のトップチームで活躍してる若い選手たちがたくさんいる」と分析。また、南アフリカについても「ほとんど情報はないが、今日からしっかり分析して長所と短所を探し、最高の準備をして臨みたい」と話した。
今後は5月16日から合宿を行い、トゥーロン国際大会に参加する予定。大会が開催されない場合も欧州遠征を計画しているといい、「対戦国と似た戦い方をする国と試合を組みたい」とプランを明かした。
直前合宿は五輪開幕約1カ月前の6月21日にスタートする。優勝を果たした北中米カリブ予選は国内組のみで臨んだが、本大会では、すでにA代表でもプレーしているDFエドソン・アルバレス(アヤックス)、MFディエゴ・ライネス(ベティス)ら海外組の招集も目指す。
ロサーノ監督は「A代表のスタッフらとは常にコミュニケーションを取ってきている」と、オーバーエイジ枠の使用についても積極的な姿勢を示しており、12年のロンドン五輪以来となる2度目の優勝を狙う。
(FOOTBALL ZONE編集部)