日本、東京五輪“死の組”に「泣き顔」と韓国報道 8強で「日韓戦の可能性」にも注目
東京五輪本大会の組分け決定、日本はグループAでメキシコ、南アフリカ、フランスと対戦
東京五輪男子サッカーの組み合わせ抽選会が21日にスイス・チューリヒにあるFIFA(国際サッカー連盟)本部で行われ、日本はメキシコ、南アフリカ、フランスと同じグループAに入った。強豪国が属する厳しいグループとなったことを受け、韓国メディアは「“いばらの道”死の組が当たった開催国の日本は“泣き顔”」と伝えている。
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16チームが出場する男子サッカーは、過去5大会の成績を基にポット1からポット4までに振り分けられて抽選会を実施。開催国の日本はグループAに入り、ポット2からメキシコ、ポット3から南アフリカ、ポット4からフランスが同居することになった。
一方、同じポット1に入っていた韓国はグループBとなり、ポット2のホンジュラス、ポット3のニュージーランド、ポット4のルーマニアと同居。同大陸連盟のチームが同組にならないように抽選が進められたなか、日本に比べて比較的楽な相手を引き当てた。
この結果を受けて、韓国メディアでは母国が「最高の組み合わせ」を手にしたとの論調が展開されており、韓国紙「スポーツ韓国」も「幸いなことに死の組を避けた」と安堵した様子を伝えている。さらに同紙は、組み合わせ抽選会を受けた日本の反応にも注目。フランス、メキシコという強豪国と同居したことについて、「“いばらの道”死の組が当たった開催国の日本は“泣き顔”」と見出しを打って報じている。
また韓国の総合ニュースサイト「ニューシス」は、「9回連続でオリンピック本大会に出場する韓国が準々決勝に勝ち上がったら、グループAの国と対戦することになる。宿命の韓日戦が実現するかもしれない」と、両国がグループリーグを突破した場合、ベスト8で顔を合わせる可能性についても言及している。
ホスト国として東京五輪での躍進が期待される日本だが、グループリーグから厳しい戦いの連続となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)