日本を「倒すのは難しいが…」 南アフリカメディア、五輪A組は「タフだが突破可能」
五輪の組分け決定、日本と同組の南アフリカメディア「全3試合で不利な立場だが…」
国際サッカー連盟(FIFA)は21日に東京五輪サッカー競技の組み合わせ抽選会をスイスのチューリヒで実施した。男子の日本代表は、メキシコ、南アフリカ、フランスと同じグループAに入ったが、南アフリカメディア「タイムズライブ」は、「タフだが突破可能な組み合わせ」と報じた。
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2大会連続3度目の五輪出場となる南アフリカだが、これまでグループリーグを突破したことはない。今回はアフリカ予選の3位決定戦でPK戦の末にガーナを破って3位となり、東京五輪の出場権を獲得している。
「タイムズライブ」は、「異論の余地なく最も困難と思われる2つのグループを回避。ブラジル、ドイツ、コートジボワール、サウジアラビアのいるグループD、そして、スペイン、アルゼンチン、アフリカ王者エジプト、オーストラリアのグループCだ」としつつ、「最も簡単なグループは、おそらくBであり、韓国、ホンジュラス、ルーマニア、ニュージーランドが準々決勝進出を争う」と紹介した。
さらに対戦国について「フランスは2019年のU-21欧州選手権を4位で終えたが、欧州のサッカーの強さを考えれば、彼らがグループの最有力だ」「ホスト国である日本を倒すのは難しいだろう。ただし、2020年のU-23アジア選手権ではグループ最下位となり、決勝トーナメントに勝ち進めなかった」「メキシコはワールドカップや五輪の常連だ。2020年の北中米予選でも首位に立った難敵だ」と紹介している。
そして、「南アフリカは全3試合で不利な立場ではあるが、特に日本、メキシコとの試合には勝利するチャンスがあると信じながら戦うことができるだろう」と分析している。
日本は初戦で南アフリカと対戦することになるが、シドニー五輪での対戦時には2-1の勝利を収めている。自国開催となる五輪でも再び彼らを破り、2大会連続の決勝トーナメント進出を果たせるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)