FIFA本部で組み合わせ抽選会を実施、2大会ぶり出場の日本のグループリーグ対戦国が決定

　東京五輪サッカー競技の組み合わせ抽選会が21日、スイス・チューリヒにあるFIFA（国際サッカー連盟）本部で実施され、なでしこジャパン（日本女子代表）はグループEでカナダ、イギリス、チリと対戦することが決まった。

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　東京五輪の女子サッカーには開催国の日本を含めてアジアから3カ国、欧州からも3カ国、南米と北中米カリブ海から2カ国ずつ、アフリカとオセアニアから1カ国ずつの計12チームが出場する。開催国の日本はFIFA女子ランキング1位のアメリカ、同3位のオランダとともにポット1に組み込まれた。そして抽選の結果、カナダ、イギリス、チリと同居するグループEとなった。

　なでしこジャパンは2011年のドイツ女子ワールドカップで優勝し、翌年のロンドン五輪で史上最高の銀メダルを獲得。16年リオデジャネイロ五輪での躍進も期待されたがまさかの予選敗退に終わり、今回が2大会ぶり5回目の出場となる。

　高倉麻子監督の下、悲願の金メダル獲得へグループリーグの対戦カードがいよいよ決定した。女子のグループリーグは7月21日、24日、27日に開催され、30日から決勝トーナメントがスタート。決勝は8月6日にオリンピックスタジアム（国立競技場）で開催される。

　各グループの組分けは以下の通り。

【東京五輪女子サッカー組み合わせ／カッコ内はFIFA女子ランキング】

■グループE
日本（11位）
カナダ（8位）
イギリス（―／イングランド＝6位）
チリ（37位）

■グループF
中国（14位）
ブラジル（7位）
ザンビア（104位）
オランダ（3位）

■グループG
スウェーデン（5位）
アメリカ（1位）
オーストラリア（9位）
ニュージーランド（22位）