英雄リバウド、電撃解任のモウリーニョへ“新天地”推薦 「素晴らしい経験になる」
英メディアコラムでブラジルでの監督就任を提案「欧州で過ごしてきた彼にとって…」
ジョゼ・モウリーニョ監督は19日、トッテナムの監督を解任された。2019年11月にマウリシオ・ポチェッティーノ前監督の後任となったモウリーニョ監督だったが、25日にカラバオカップ決勝のマンチェスター・シティ戦を控える中での解任劇に。フリーとなったモウリーニョ監督に、元ブラジル代表の英雄FWリバウド氏は、英ブックメーカー「Betfair」のコラムで、ブラジルでの監督就任を勧めている。
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今シーズンの中盤まで、トッテナムは好調を維持し、昨年12月にはプレミアリーグの首位に立った。しかし、その後は失速。現在は7位となっており、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得も難しい状況に陥っている。期待されていたUEFAヨーロッパリーグ(EL)でも、ベスト16で敗退を喫していた。
これまで指揮を執ったほぼすべてのクラブにタイトルをもたらしてきたモウリーニョ監督だが、1シーズン半の在籍となったトッテナムでは無冠に終わった。リバウド氏は「Betfair」のコラムで「日曜日にカラバオカップのタイトルを獲得できるチャンスがあったのに、トッテナムはモウリーニョ監督を解任した。スパーズの首脳陣は、シーズンの終盤を迎えてもチームに改善が見られなかったことから、舞台裏で即座の行動に移ったのだろう」と見解を述べた。そして、モウリーニョ監督に“新天地”としてブラジルでの監督就任を勧めている。
「私は彼の友人であり、ジョゼ・モウリーニョは偉大な人間であり、これ以上、何も証明する必要のない素晴らしい監督だと思っている。彼の電話は、新しいオファーで鳴りやまないだろう。私はブラジルのクラブがオファーを送るという噂も聞いた。これはブラジルのクラブにとっても、巨大な契約をまとめる完璧な機会だ。ヨーロッパで何年にも渡って過ごした彼にとって、南米で指揮を執ることは素晴らしい経験になるだろう」
トッテナムの監督解任後、英衛星放送「スカイ・スポーツ」の直撃を受けたモウリーニョ監督は「休みは必要ない。私は常に、サッカー界にいる」とコメントをしたが、果たしてモウリーニョ監督の新天地はどこになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)