小野伸二、WSW時代の華麗シャペウ&反転ボレー弾に古巣が再脚光 「魔法」
2013年10月のWSW対シドニーFC戦で生まれた小野のゴールに再脚光
オーストラリア1部ウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(WSW)は、現地時間5月1日に行われるリーグ第19節でシドニーFCとの“シドニー・ダービー”に挑む。クラブ公式ツイッターは、8年前に元日本代表MF小野伸二(北海道コンサドーレ札幌)が決めたゴールを「魔法」と称して改めて紹介している。
小野は浦和レッズ、フェイエノールト(オランダ)、ボーフム(ドイツ)、清水エスパルスを経て、2012年9月にオーストラリアのWSWへ完全移籍。所属は2シーズンのみながら、リーグ戦計47試合で9ゴールを挙げ、クラブのシンボル的存在として名を刻んだ。
WSWは5月1日に“シドニー・ダービー”を控えるなか、2013年10月26日に行われた同カードで生まれた小野のゴールを公式ツイッターで取り上げている。
1-0で迎えた前半26分、敵陣で味方が出した横パスがはじかれたところを拾い、左足でボールを浮かせてペナルティーエリア内に侵入。一度は相手に奪われそうになったが、競り合いに勝つと素早く反転してからボレーを放ち、ゴール右隅に流し込んだ。
「シンジ・オノの魔法」
WSWは小野のゴールをこのように称賛している。フェイエノールト時代同様、小野がオーストラリアで残した功績は今なお現地の人々の記憶に焼き付いているようだ。
page1 page2