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1977年生まれ「世界ベスト11」 アンリ、ラウールを擁した豪華FW陣、SBも優秀な世代
【世界年代別ベストイレブン|1977年生まれ編】フランス代表コンビのアンリ、トレゼゲ、そしてラウールも
才能豊かな選手を多数輩出した「黄金世代」は世界各地に存在し、伝説のチームとして一時代を築いてきたが、果たして史上最強の「生まれ年」はいつなのか。きら星の如く存在する各国スター選手を生まれ年ごとに分けて、世界の「年代別ベストイレブン」を編成。今回は1977年生まれを特集する。
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この年の最大の特徴は、サイドバック(SB)に優秀な選手が数多くいることだ。アーセナルで右SBを務めた元カメルーン代表DFローレン、ワールドカップ(W杯)予選で日本代表を苦しめたイラン代表DFメフディ・マハダビキア、ACミランで活躍した左SBのチェコ代表DFマレク・ヤンクロフスキ、アイルランド代表DFイアン・ハート、イタリア代表DFファビオ・グロッソなど、枚挙にいとまがない。
そのなかで今回は左SBにユベントス、バルセロナ、ACミランといったビッグクラブを渡り歩き、活躍した元イタリア代表DFジャンルカ・ザンブロッタ、右SBにバイエルン・ミュンヘンで活躍した元フランス代表DFウィリー・サニョルを選択した。もともとウイングだったザンブロッタは、左右のSB、サイドハーフをこなせる万能性も魅力だ。バイエルンで長期にわたってレギュラーとして活躍したサニョルは、代表でも2006年W杯準優勝メンバーの1人だ。
SBと比較すると、センターバック(CB)の選手層は少し薄い。チェルシーとアーセナルで活躍し、フランス代表でも守備の要となっていたDFウィリアム・ギャラスが軸になる。そのパートナーは、リヨンで活躍を見せたリベロタイプのCBである元ブラジル代表DFクリスが適任か。セカンドチームにはマンチェスター・ユナイテッド、アーセナルでプレーし、左SBも務める元フランス代表DFミカエル・シルベストル、そしてブルガリア代表として2004年の欧州選手権(EURO)に出場し、翌05年からはジェフユナイテッド千葉、サンフレッチェ広島、ファジアーノ岡山とJリーグで長年プレーした“名リベロ”、DFイリアン・ストヤノフを置きたい。
また守護神もややタレント不足で、ベストイレブンにはACミランで通算15シーズンを過ごした元イタリア代表GKクリスティアン・アッビアーティを選出。そしてセカンドチームには、32歳でこの世を去った元ドイツ代表GKロベルト・エンケを入れたい。2010年南アフリカW杯を目指すチームでは正GK候補となっており、そのキャリアを全うしていればドイツ代表GKマヌエル・ノイアーが正GKになるのは、もう少し遅れていたかもしれない。