韓国の選手が「汚かった」 闘莉王、自身の日韓戦“退場劇”を回想「ラフなプレーを…」
2010年日韓戦での退場シーンを猛省「ホントに恥ずかしかった」
日本代表は3月25日に行われた国際親善試合の韓国代表戦で、3-0と歴史的な大勝を飾った。この一戦では韓国代表MFの振り上げた手がDF冨安健洋(ボローニャ)の顔面を直撃し、歯が折れるというショッキングなシーンが話題になったが、元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏はかつて日韓戦で起きた自らの退場劇を回想。「僕をマークする選手が汚かった」と振り返っている。
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闘莉王氏の公式YouTubeチャンネル「闘莉王TV」の最新話のテーマは日韓戦。闘莉王氏は2010年2月14日、国立競技場で行われた東アジア選手権(現E-1選手権)の韓国戦(1-3)に出場しているが、前半41分に一発退場を経験している。
「僕は引っ張られるのがすごく嫌い。自分自身のコントロールを失ってしまう。そういうところは多々ありました。日韓戦でも僕をマークする選手が汚かった」
こう振り返った闘莉王氏。国立競技場で行われた一戦で前半22分、相手DFカン・ミンスにペナルティーエリア内で背後からヘッドロックのようなラフプレーを受けて転倒。これがPKの判定となり、MF遠藤保仁(現ジュビロ磐田)がゴールを決めて、日本が先制した。
だが、マーカーはその後も妨害行為をやめなかったという。「一回言ったんですよ。そういうことはしないでね、と。(相手は)『うるさい』という感じだった。じゃあ、そういうことをしたら俺もやるぞ、と」
警告を無視された格好となった闘将は前半41分のセットプレーのチャンスで、再びカン・ミンスにエリア内で倒された。PKにも見えたが、闘莉王氏は主審からレッドカードを受けた。
「1回目はPKもらったんですよ。また2回セットプレーがあって、また引っ張られる。僕も賢くもう一回PKをもらうべきだった。ちょっとコントロールを失って、ちょっと相手にラフなプレーをして退場をくらった。自分自身、ホントに恥ずかしかったですね」
試合は1-3で完敗。伝統的にラフプレーが起こることが多い日韓戦で、相手のダーティさに我慢できなかった闘莉王氏は反省モードだった。