シティMF、相手選手の“顔面踏みつけ”もお咎めなしで波紋 「処分逃れ」「ラッキー」

シティMFフェルナンジーニョ【写真:Getty Images】
シティMFフェルナンジーニョ【写真:Getty Images】

FAカップ準決勝の前半17分、フェルナンジーニョが相手MFマウントの顔を踏む形に

 マンチェスター・シティとチェルシーは、現地時間17日に行われたFAカップ準決勝で対戦。チェルシーが1-0で勝利を収めたが、シティのブラジル代表MFフェルナンジーニョが相手MFメイソン・マウントの顔面を“ほぼ”踏みつける場面があったにもかからず、ノーファウルとなったことが議論の対象となっている。英紙「デイリー・スター」が伝えた。

 スコアレスのまま迎えた前半17分、両チームの選手らがルーズボールを追いかける場面で、フェルナンジーニョとマウントがタッチライン際で衝突。ピッチに倒れたマウントをフェルナンジーニョは飛び越えようとしたようだが、右足が顔を背けたメイソンの右頬を踏みそうな形となった。ところが、メイソンも頬を触って当たったことをアピールするも、マイク・ディーン主審はファウルを取らず。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入することもなかった。

 しかし、一部のファンはこの判定に納得いかなかったようで、「デイリー・スター」紙がコメントを紹介している。

「マウントへのひどい踏みつけのあと、なぜフェルナンジーニョはピッチに残っているのか理解できない」
「マウントへの踏みつけ行為は明らかにレッドカード」
「どうしてVARで判定されなかったのか。もし判定されたとしても、なぜカードが出なかったのか」

 また、英紙「デイリー・メール」は、「メイソン・マウントの顔を踏みつけた後にレッドカードが出なくてフェルナンジーニョはラッキー?」と伝え、英紙「ザ・サン」も「処分逃れ」など、今回の踏みつけ騒動を取り上げていた。

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