デ・ブライネ、壁に平手打ち動画への“盛り気味報道”にファン反応 「どこが暴力?」
FAカップ準決勝チェルシー戦、後半2分に右足首を痛めて無念の負傷交代
マンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネは、現地時間17日に行われたFAカップ準決勝チェルシー戦(0-1)で負傷により、無念の途中交代となった。海外メディアは、ピッチをあとにし、ロッカールームへと向かう際のデ・ブライネの“荒くれた行動”にスポットライトを当てている。
シティは後半10分、チェルシーのモロッコ代表MFハキム・ジイェフに得点を許し、0-1で完封負け。2年連続でFAカップ準決勝敗退となり、今季4冠の夢も潰えた。
この一戦にトップ下で先発出場を果たしたデ・ブライネは後半2分、フランス代表MFエンゴロ・カンテにボールを奪われた際に右足首を痛め、直後に負傷交代していた。
シティは公式サイトでデ・ブライネの怪我の状況について、重症度はまだ分かっていないとしつつも、21日に敵地で行われるプレミアリーグ第32節アストン・ビラ戦の遠征には帯同しないことを発表している。
そのなかで、米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー番組「ESPN FC」は、「KDB(デ・ブライネ)は怪我をした後、ロッカールームへ向かいながら暴力をふるうことを選んだ」と綴った一本の動画を公開。映像では、負傷交代したデ・ブライネがロッカールームへ引き挙げる際、フラストレーションを吐き出すかのように壁に向かって右手で平手打ちを放つ瞬間が収められている。
コメント欄には、「この行為は禁止されるべき」「笑えない」とデ・ブライネの行為に対して批判的な見解のほかに、「ハイタッチ(笑)」「どこが暴力?」「ドン引きするキャプション」といった、報道が“盛り気味”と指摘する声も少なからず見受けられた。
リーグ首位を走るシティとしては、デ・ブライネの欠場が長引かないことを祈るばかりだろう。
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