「これぞバルサ」 メッシ弾導く衝撃の“60本”パスワークに海外喝采「王者に相応しい」
国王杯決勝のビルバオ戦、パスを60本回してメッシが4点目を叩き込む
バルセロナは現地時間17日に行われたスペイン国王杯決勝でアスレティック・ビルバオを4-0で下し、3年ぶり31回目の優勝を果たした。この試合ではアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが圧巻の個人技から決めた3点目が話題を呼んでいるが、ダメ押しの4点目もパス60本をつないだ驚異的なゴールだったと、海外メディアが注目している。
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3シーズンぶりの国王杯制覇を目指すバルセロナは前半をスコアレスで折り返したものの、後半は怒涛のゴールラッシュを展開。同15分にフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが口火を切ると、その3分後にオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングが追加点をマークした。さらにそこからメッシが2得点を重ね、終わってみれば4-0の快勝でタイトル獲得を果たした。
メッシが圧巻の個人技を披露した後半23分のゴールは、試合後に大きな反響を呼んだが、同27分に生まれた4点目のゴールも驚くべきものだった。左サイドをワンツーで突破したスペイン代表DFジョルディ・アルバのグラウンダーの折り返しを、走り込んだメッシがインサイドキックで丁寧に流し込んだゴールだったが、そこに至るまでなんと60本ものパスを成功。この驚きのパスワーク弾の動画をバルサ公式インスタグラムが「王者に相応しいポゼッション!」と綴って公開すると、ファンからも「魔法」「クライフは誇りに思うだろう」「世界最高のチーム」「なんてクレイジー」「これぞバルサだ」など感嘆の声が寄せられていた。
また英メディア「GIVE ME SPORT」も「コパ・デル・レイ決勝でリオネル・メッシのゴールにつながった、バルセロナの衝撃的なパス60本の動き」と見出しを打ち、「“ティキタカ”の輝き」「古き良き時代のよう」などと伝えている。
3点リードの状況だったとはいえ、ピッチ全面を使いドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンも参加したパス回しは圧巻の一言。リーガ・エスパニョーラでも熾烈な優勝争いを展開しており、終盤戦に向けて弾みをつける4ゴール戴冠となった。