ジダン監督、負傷者続出もヘタフェとドローのチームを評価 「私たちに限界はない」
「敗北するのは降伏した時、それ以外は旅の途中だ」と自信の哲学を語る
レアル・マドリードは、現地時間18日に行われたリーガ・エスパニョーラ第33節ヘタフェ戦を0-0のスコアレスドローで終えた。首位アトレティコ・マドリードを追うなかで、15位相手に勝ち点1を分け合う結果になったが、多数の主力を欠いた試合で敗れなかったことを、ジネディーヌ・ジダン監督は評価した。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でリバプールを破って4強入りしたレアルだったが、長期離脱中のスペイン代表DFセルヒオ・ラモス、ベルギー代表MFエデン・アザールに加え、スペイン代表FWルーカス・バスケス、フランス代表DFフェルラン・メンディは負傷欠場。さらに、ブラジル代表MFカゼミーロ、スペイン代表DFナチョも累積警告で出場停止という非常事態だった。
格下相手に勝ち点を取り逃したとも言える結果だが、若手を使いながらも引き分けたジダン監督は、「私たちは、この状況から抜け出そうとしている。私たちに限界はない。シーズン終了まで全員で戦い続ける」と前を向いた。
「メンタル的に、私たちは良い状態にある。しっかりと休み、前進し続けなければならない。起きていることは、仕方がない。私は選手たちを祝福して、歩みを続けなければならないんだ。すべての選手に満足をしている。敗北するのは降伏した時であり、それ以外は旅の途中だ」
シーズン序盤は低迷していたレアルだが、31試合を終えて首位アトレティコと勝ち点差「3」の暫定2位につけている。CLでもベスト4進出を果たしており、ジダン監督の下で、素晴らしいシーズンのエンディングを迎えられるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)