17歳ベリンガムの「近未来」に海外注目、“獲得画策クラブ”筆頭はチェルシーか
昨季加入したドルトムントで活躍、ハーランド&サンチョ級のタレントへの成長が期待
ドルトムントでブレークを遂げる17歳のイングランド代表MFジュード・ベリンガムには1億ユーロ(約130億円)の値札が付けられることになりそうだ。欧州で最も注目を集める若手にはメガクラブの関心が注がれるなかで、最も強い関心を示すのはチェルシーだという。衛星放送「ユーロスポーツ」が報じた。
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バーミンガムユース出身のベリンガムは昨季まで英2部リーグでプレーしていたが、その才能を高く評価したドルトムントが今季開幕前に5年契約で獲得。17歳にして移籍金2500万ポンド(約37億6500万円)というビッグディールは話題を呼んだ。
ベリンガムはその大きな期待に見事に応え、ここまでブンデスリーガで24試合、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)10試合に出場。イングランド代表デビューも果たすなど充実のシーズンを過ごしている。
そんななか「ユーロスポーツ」はベリンガムについて「誰が見ても今地球上で最も優れた17歳のフットボーラーであると認められている理由が理解できる」としたうえで、「MFとしてすべてを備え、20代半ばのような知性と態度を持ってプレーしている」「従来の4番、8番、10番の役割を果たすことができる」と文字通り絶賛している。
記事によれば、ドルトムントはベリンガムのポテンシャルをいち早く見抜き、2年以上も前から動向を追いかけていたという。いずれは同僚のノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドやイングランド代表MFジェイドン・サンチョのように“1億ユーロ”級の選手になることを確信していたため、移籍金2500万ポンドはむしろバーゲン価格で、“育てて売る”ドルトムントにとってはこれ以上ない補強となっていたようだ。
そんなベリンガムに対して、最も強い関心を示しているのがチェルシーだという。フランク・ランパード前監督時代にはウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスが中盤の補強候補として挙がっていたが、トーマス・トゥヘル現監督はベリンガムが“ベター”だと考えているようだ。
CLでも爪痕を残した17歳のベリンガム。ドルトムントが磨き上げた原石は今後の移籍マーケットを賑わせる存在となることは間違いなさそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)