“鳥肌もの”の美技…横浜FM天野、逆転劇呼ぶ閃きを海外絶賛 「とてつもないアシスト」
札幌戦の終盤にオナイウの同点弾を演出、3連続ゴールの口火を切る
横浜F・マリノスは16日、J1リーグ第10節で北海道コンサドーレ札幌とアウェーで対戦し、3-1で逆転勝利を収めた。残り10分からの3連続ゴールで、第4節浦和レッズ戦(3-0)以来となる複数得点での勝利を挙げたなか、口火を切る後半35分の同点ゴールを演出したMF天野純のプレーに、海外メディアも賛辞を送っている。
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横浜FMはスコアレスで迎えた後半2分、相手コーナーキックの流れから札幌FWアンデルソン・ロペスに押し込まれ先制を許す。しかし徐々に盛り返すと、後半35分に天野のパスからFWオナイウ阿道が決めて同点。その2分後にFW前田大然が頭で勝ち越しゴールを奪取し、アディショナルタイムにはFWエウベルが加点した。
同点ゴールのシーンでは、途中出場の天野の華麗なテクニックが光った。敵陣右サイドで味方からボールを受けた天野は左足でボールをまたぐと、すぐさま逆方向へ切り返し、マッチアップした札幌MF荒野拓馬を“無力化”。そのままペナルティーエリア手前まで持ち込むと、左足アウトサイドキックでクロスを供給し、オナイウのゴールをお膳立てした。
このゴールシーンをJリーグ公式ツイッターが取り上げると、天野の高度なテクニックに対しファンから「鳥肌たった」「天才的ターン&クロス」「これ蹴れるのは俊輔レベル」など多くの称賛の声が上がっていたが、海外メディアもレフティーの閃きには魅了されたようだ。オーストラリアのスポーツ専門局「Optus Sport」公式ツイッターは、「彼は相手を転倒させてから、とてつもないアシストを供給した」と綴り、天野の芸術的なプレーに賛辞を送っていた。
これで8戦無敗(5勝3分)と勢いに乗る横浜FM。ここまで思うように出場機会を得られていない天野だが、左利きの選手らしい創造性あふれるプレーは相手チームにとって脅威になるはずだ。