「この反応はえげつない」 札幌GKが“神セーブ”、至近距離弾を防ぐ好守に称賛の嵐
痛恨の逆転負けを喫した横浜FM戦、前半に札幌GK菅野がスーパーセーブ
北海道コンサドーレ札幌は16日、J1リーグ第10節で横浜F・マリノスと対戦し、1-3で敗れた。後半開始早々に先制しながら、残り10分から3ゴールを奪われる痛恨の逆転負けとなったが、札幌GK菅野孝憲が前半に見せた神がかり的なスーパーセーブが反響を呼んでいる。
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36歳の菅野は2003年に当時J2の横浜FCでプロデビューすると、柏レイソル、京都サンガF.C.と渡り歩き、18年から札幌に在籍している。当初は第2GKの立場だったが、昨年5月に韓国代表GKク・ソンユン(金泉尚武FC)が兵役のためにチームを離れると、レギュラーに定着。昨季は28試合、今季も開幕からスタメンを務め、横浜FM戦が7試合目の出場となった。
そんなベテラン守護神にとって、1-0とリードしていた残り10分から3ゴールを叩き込まれての敗戦は悔しいものになったに違いない。一方、序盤には決定的なシーンでスーパーセーブを見せている。
前半8分、横浜FMが右サイドへ大きく展開すると、FWエウベルがゴール前に鋭いクロスを送る。これに走り込んだFWマルコス・ジュニオールがダイビングヘッド。ゴール正面約3メートルからの決定的な一撃となったが、札幌GK菅野が神がかり的な反応を見せると、シュートはクロスバーを叩きゴールとはならなかった。スロー映像を見ると、菅野がボールを弾いたのは手ではなく頭。まさに身を挺して失点を回避したスーパーセーブとなった。
スポーツチャンネル「DAZN」公式ツイッターが「よく触った!!!! 今日も菅野孝憲 がファインセーブ!」との一文を添えて映像を投稿すると、ファンからは「神反応」「普通にこのセーブやば」「スゲさんまだ活躍してるの凄いし嬉しすぎる」「この反応はえげつないわ」「ヤバすぎだろ」など称賛の声が殺到していた。
179センチとGKとして恵まれているとは言えない体躯で、J1で長年活躍し続けているのは、日々の鍛錬の賜物だろう。経験に裏打ちされたセーブを見せる36歳GKの姿は、クラブの垣根を越えてファンの支持を集めているようだ。