ケインが右足首捻挫で負傷交代 長期離脱の可能性を英指摘「ファンに恐怖を与える」
エバートン戦の後半アディショナルタイムに右足首を捻ってプレー続行不可能に
リーグカップ決勝に進出しているトッテナムに、不安要素が浮上している。現地時間16日に行われたプレミアリーグ第32節エバートン戦(2-2)で、2得点を決めたイングランド代表FWハリー・ケインが試合終了間際に負傷交代を余儀なくされた。長期離脱の懸念もあり、英公共放送「BBC」は「トッテナムとイングランドのすべてのファンに恐怖を与える」と報じられている。
この日も先発出場でピッチに立ったケインは前半27分にフランス代表MFタンギ・エンドンベレのクロスから左足の強烈なシュートで先制ゴールを挙げると、1-2と逆転されて迎えた後半23分には右足のボレーシュートで同点弾をマーク。プレミアでは今季5度目の1試合2得点でチームを敗戦の危機から救った。
しかし、後半アディショナルタイム、コーナーキックの守備に戻っていたケインは相手選手と交錯。右足首を捻ってしまいプレー続行が不可能に。足を引きずりながらイングランド代表MFデレ・アリとの交代でピッチをあとにした。
今季公式戦31得点を決めているエースの離脱となれば、タイトル獲得のチャンスを残すトッテナムにとっては大きすぎる痛手だ。9日後の現地時間25日にはリーグカップ決勝のマンチェスター・シティ戦を控えているが、トッテナムのモウリーニョ監督はケインが大一番の欠場を余儀なくされる可能性があることを示唆した。
「できるだけ早く答えを出したい問題だが、今はまだ早すぎる。彼はピッチを去ったのだから、何もないということはない。何かがあったということだ。水曜日(次節のサウサンプトン戦)や日曜日の試合(リーグカップ決勝のマンチェスター・シティ戦)に出場できなくなるという不安は誰もが感じているが、どうなるかは見てみよう」
ケインはキャリアを通じて両足首の負傷に悩まされており、再発となればさらなる離脱の懸念がある。今夏に開催される欧州選手権への影響も心配されることから、「BBC」はケインの負傷交代が「トッテナムとイングランドのすべてのファンに恐怖を与える」と伝えている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)