レアルで「どんな値段でも売られない」若手4人は? “未来のスター候補”を現地紙選出
今夏の大型補強へ向けて資金捻出が必要も“アンタッチャブル”な4人がいると指摘
今季リーガ・エスパニョーラとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の二冠を狙うレアル・マドリードは、来季に向けても大型補強を画策しているという。そのためには選手の売却による資金の捻出が必要になるが、どんな値段でも売られない“アンタッチャブル”な若手4選手が存在するという。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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一時はリーガで地元のライバルであるアトレティコ・マドリードに大きく差をつけられたレアルだったが、2月に入って以降は8勝2分の負けなしで快進撃を続けている。10日の第30節ではバルセロナに2-1で勝利し、ついに首位アトレティコと1ポイント差の2位に浮上。歴代最多14度目の制覇を目指すCLでは、準々決勝でリバプールを下してベスト4に進出しており、二冠達成の可能性を残している。
そんなレアルだが、来季に向けてチームのさらなる強化を目論んでいるという。すでにバイエルン・ミュンヘンのオーストリア代表DFダビド・アラバの獲得で合意しているとも伝えられている一方で、ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドやパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペといったアタッカーの獲得も噂されている。
移籍金捻出のためにはウェールズ代表FWギャレス・ベイル(トッテナムに期限付き移籍中)やブラジル代表DFマルセロ、スペイン代表MFイスコといった高額年俸選手が放出候補に挙がっているが、逆に「どんな値段でも売られない」4人の若手選手がいると、マルカ紙は指摘する。
その4人とはブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオール、ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデ、ブラジル代表FWロドリゴ・ゴエス、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールだ。
ヴィニシウスはムバッペ獲得のためにPSGへ譲渡される可能性が取り沙汰されていたが、レアルはこのブラジル人アタッカーを手放すつもりは毛頭ないようだ。ともに2025年までの契約を結ぶバルベルデとロドリゴ、そして現在アーセナルへ期限付き移籍しているウーデゴールについても同様で、いずれも「エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウで今後何年にもわたって重要な役割を果たすことが期待されている」という。
今夏の大型補強を狙うレアルだが、チームの根幹を担うべき“未来のスター候補”はすでに揃いつつあるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)