CL4強のレアル、“チームバス襲撃”で奮起 22歳MF「さらなるモチベーションになった」
敵地でのCL準々決勝第2戦、会場入りの際にチームバスの窓ガラスが割れるハプニング
レアル・マドリードはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でリバプールを破り、ベスト4へと駒を進めた。現地時間15日の準々決勝第2戦(0-0)ではリバプールサポーターにチームバスを襲撃されるアクシデントが起きた後での試合となったが、レアルの選手にとってはそのことがチームの士気をさらに高める出来事になっていたようだ。英紙「デイリー・メール」が報じた。
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レアルはホームでの第1戦を3-1で制し、引き分け以上で勝ち抜けという優位な立場で第2戦を迎えた。しかし、会場入りの際にリバプールのサポーターにバスを襲撃され、窓ガラスを割られるハプニングに遭遇。選手やスタッフに怪我人は出なかったものの、“アウェーの洗礼”を浴びた。
だが、そんなアクシデントも試合に大きな影響を与えることはなかったようだ。レアルはリバプールの猛攻を凌ぎ切り、0-0で終了。合計スコア3-1で無事に準決勝進出を果たした。
バス襲撃についてはリバプールもクラブの公式声明で「明確に非難する。受け入れられない恥ずべき行為」としたが、一方でレアルの22歳ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデは、母国ウルグアイでは日常茶飯事だとして、全く意に介していない様子だ。
「なんてことはないよ。僕は(ウルグアイの)ペニャロールから来たけど、こんなの当たり前のことだったよ。むしろさらなるモチベーションになった。僕らは『OK、ピッチではすべてを捨ててやってやるぞ』と考えていたよ」
2シーズン前の王者リバプールを撃破して勢いに乗る“白い巨人”レアル。歴代最多14度目のCL制覇に向けて、選手たちの士気は増々高まっているようだ。
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