鹿島で「負の連鎖を断ち切れず」 ザーゴ監督の解任劇にブラジルメディアも注目
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鹿島で「負の連鎖を断ち切れず」 ザーゴ監督の解任劇にブラジルメディアも注目
鹿島アントラーズは14日、ザーゴ監督の解任を正式発表した。母国ブラジルメディアも「Jリーグで負の連鎖を断ち切れず」と、取り上げている。
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ザーゴ監督は2019年、イタリアのレッドブル・ブラガンチーノをセリエB優勝に導き、1部昇格を置き土産に、20年に鹿島の指揮官に就任した。昨季は開幕からリーグ4連敗を喫し、一時は最下位に沈む危機に直面したが、目指していたポゼッションサッカーから従来のショートカウンターへ舵を切ると、着実に復調して最終的に5位(18勝5分11敗)で終えた。
2年目の今季は開幕7試合で2勝1分4敗の15位と苦しみ、11日に行われた第9節コンサドーレ札幌戦(2-2)では2点のリードを得ながらも、連続失点でドローに持ち込まれていた。これが決定打となり、鹿島はザーゴ監督の解任に踏み切り、相馬直樹コーチが後任の座に就いた。
ブラジルメディア「Diario do Nordeste」は、「Jリーグで負の連鎖を断ち切れず、ブラジルに帰国し、家族との時間を楽しみながらキャリア継続を模索することになるだろう」と言及。ブラジルでは結果を残したものの、「日本では同様の成功を収めることなく解雇された」と説明していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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