リバプールをEL決勝に導いたクロップ 情熱家に秘められた「勝率100%」の突破力

セミファイナル勝率100%の情熱家

 データ会社「opta」の公式ツイッターによると、2001年からマインツで監督のキャリアをスタートさせ、ドルトムントでの黄金期を経て現在に至る まで、準決勝での勝率は100%だという。

 ドルトムント時代には2012-13シーズンにUEFAチャンピオンズリーグで決勝に進出。最終的にはバイエルン・ミュンヘンに敗れ、準優勝に終わったが、準決勝では優勝候補レアル・マドリードに競り勝ち、一躍旋風を巻き起こした。

 リバプールが欧州の舞台の決勝に進出したのは2006-07シーズンのCL以来。「どんな大会でも、決勝に進むためには多少の運が不可欠なんだよ」と口にしたクロップ監督は見事に準決勝での無敗を継続し、リバプールを決勝の舞台へ導くことに成功した。決勝戦では現在EL2連覇中のセビージャとの対戦が決定している。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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