1976年生まれ「世界ベスト11」 “怪物”ロナウドにトッティ…“史上最強”候補の豪華布陣

史上最強の生まれ年の有力候補の一つとされる1976年生まれの選手たち【写真:Getty Images】
史上最強の生まれ年の有力候補の一つとされる1976年生まれの選手たち【写真:Getty Images】

【世界年代別ベストイレブン|1976年生まれ編】ロナウド、シェフチェンコ、ファン・ニステルローイが並ぶ3トップは破壊力抜群

 才能豊かな選手を多数輩出した「黄金世代」は世界各地に存在し、伝説のチームとして一時代を築いてきたが、果たして史上最強の「生まれ年」はいつなのか。きら星の如く存在する各国スター選手を生まれ年ごとに分けて、世界の「年代別ベストイレブン」を編成。今回は1976年生まれを特集する。

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 1976年は、史上最強の生まれ年の有力候補の一つだ。FWの顔ぶれだけを見ても、その充実ぶりが分かる。1997年と2002年にバロンドールを受賞した元ブラジル代表FWロナウド、さらに2004年にバロンドールを受賞した元ウクライナ代表FWアンドリー・シェフチェンコもいる。この2人のバロンドーラーがメンバーリストに並んでいるだけで、対戦相手の監督は頭を悩ませることになるだろう。

 しかし、76年生まれのFWには他にも多くのスター選手がいる。その1人が元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティだ。ローマ一筋のキャリアを送り、セリエAの優勝経験、さらに2006年ドイツ・ワールドカップ(W杯)でもイタリアの通算4回目となるW杯優勝の中心的存在となった。また、オランダが生んだ生粋の点取り屋である元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイの存在も語り落とせない。マンチェスター・ユナイテッド時代には150試合で95得点、続くレアル・マドリードでも68試合で46得点と、驚異的なペースで得点を重ねた。

 さらに、このファン・ニステルローイと全く同じ日に生まれた元オランダ代表FWパトリック・クライファート、U-23時代にナイジェリア代表をアトランタ五輪の金メダルに導いたFWヌワンコ・カヌ、ウルグアイを代表する左利きのファンタジスタであるFWアルバロ・レコバ、元スペイン代表FWフェルナンド・モリエンテスと、セカンドチームの選手を選抜することも困難なほどスター選手が集まっている。今回はロナウド、ファン・ニステルローイ、シェフチェンコを3トップにし、トッティをトップ下に置くことにした。

 前線を3トップにして、さらにトップ下にトッティを入れたことで、MFは多くても3人となる。この3枚を選択するのも、至難の業だ。まず、候補に挙がるのがアヤックス、レアル、ACミランと異なる3つのクラブでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制した元オランダ代表MFクラレンス・セードルフだ。また、元フランス代表MFパトリック・ヴィエラも外せないだろう。アーセナルでプレミアリーグを3度、インテルでセリエAを3度制したほか、フランス代表としても1998年W杯優勝、2000年欧州選手権(EURO)優勝と輝かしい実績を誇る。

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