「中村憲剛呼ばないの?」 内田篤人氏、2014年W杯時の熟練MF未選出を回想
かつて中村憲剛氏を「長老」と呼んでいた吉田麻也がキャプテンで「長老」の立場に
元日本代表DF内田篤人氏は、スポーツチャンネル「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」で現役選手や引退した選手の“本音”を引き出し、人気を博している。昨季限りで現役を引退した元日本代表MF中村憲剛氏が登場した回では、日本代表のプチエピソードを披露している。
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内田氏は現役引退後、日本サッカー協会(JFA)が新設した若年層の強化および普及に関わる「ロールモデルコーチ」に就任するとともに、「DAZN」の新番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」のMCを務め、現役選手やOBのインタビュー、国内外の試合や欧州で戦う日本人選手の活躍などを解説している。
「#26」の同番組内では、現役時代に川崎フロンターレのバンディエラとして君臨し、40歳を迎えた昨季限りで現役を引退した中村憲剛氏と対談。2010年の南アフリカ・ワールドカップで日本代表として共闘した2人は、中村憲剛氏の日本代表での“呼び名”について明かしている。
「最後に代表行ったのいつ?」(内田)
「13年のコンフェデ(レーションズカップ)で最後」(中村)
「えっ、監督誰だっけ?」(内田)
「ザックさん」(中村)
「えっ、そうだっけ? ブラジルのあと、呼ばれていません?」(内田)
「呼ばれてない」(中村)
「マジで? すごいね、日本のサッカー界。中村憲剛を呼ばないの?(笑)。あっ、でもあれか。もうおじいちゃんか」
「そうそう(笑)。34(歳)とかで出てきてるから。(内田を指さして)おじいちゃんとか、(俺のこと)ずっと呼んでたから代表の時。(吉田)麻也と2人で」(中村)
「そう。麻也がおじいちゃんと言う言う(笑)。長老って言ってましたもんね」(内田)
「それで今アイツが長老だからね」(中村)
「時が経つのは早いですね」(内田)
中村憲剛氏が当時呼ばれていた“長老”の呼び名は、32歳となった吉田へと受け継がれる状況となったことに、2人は時の流れを感じていた。