アトレチコ・ミネイロFWフッキとクルゼイロFWポッチケによる激しいバトル勃発

　アトレチコ・ミネイロは現地時間11日、ブラジル州選手権でクルゼイロと対戦し、0-1で敗れた。元ブラジル代表FWフッキは後半9分に途中出場したが、同アディショナルタイムに対戦相手の元Jリーガーと掴み合いの乱闘騒ぎを起こし、両者とも退場処分となった。現地メディアは「フッキとポッチケによる挑発と罵倒に満ちた週末」と見出しを打って取り上げている。

　今年1月にフッキはアトレチコ・ミネイロへと加入した。今節にクルゼイロとのダービーマッチを迎え、0-0で迎えた後半9分に途中出場したが、同アディショナルタイムに両チーム入り乱れる揉み合いが勃発。その際、フッキは、かつてヴァンフォーレ甲府でもプレーした経験を持つFWポッチケの喉元を掴む蛮行に出ると、ポッチケは激昂し、激しい乱闘騒ぎに発展した。

　主審は両者に退場処分を命じたが、互いに怒りが収まることはなく、ピッチを退いた後もロッカールームへ向かうトンネル内で罵倒し合う様子が映し出されていた。ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は「フッキとポッチケによる挑発と罵倒に満ちた週末」と見出しを打ち、「退場後、ロッカールームへと向かうピッチ外でも口論していた」と取り上げている。ピッチ内での乱闘、ピッチ外での壮絶な罵り合いは、今後も波紋を呼びそうだ。