「世界最高のチームに対して醜いサッカー」 CL決勝進出アトレチコにバイエルンMFが恨み節
アトレチコはリーガ、CL両方で実力を証明
ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレチコを、ビダルは「醜い」とこき下ろした。しかし、堅牢な守備と破壊力抜群のカウンターを武器とする「ロヒ・ブランコ(赤と白=アトレチコの愛称)」は、すでにスペインと欧州の両方でその実力を証明している。
2013-14シーズンにはリーガ・エスパニョーラ優勝とCL準優勝を果たした。今季も国内リーグでは昨季の三冠王者バルセロナと同勝点の2位につけ、CLではバルセロナとブンデス王者バイエルンを蹴落とした。決勝で相対する宿敵レアル・マドリードには、今季のリーガで1勝1分と勝ち越すなど、その強さは本物だ。
それだけに、悔しさから思わずこぼれたビダルの言葉は、あまりに虚しい負け惜しみにしか聞こえなかった。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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