ソン・フンミンは「泣く寸前」 “感情的インタビュー”に英注目「見たことない」
トッテナムはマンUに1-3で逆転負け、先制ゴールも失望感露わ「本当に申し訳ない」
トッテナムは現地時間11日、プレミアリーグ第31節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、ホームで1-3と逆転負けを喫した。先制点を決めた韓国代表FWソン・フンミンは、大一番での黒星を受けて試合後のインタビューに失意を露わにして応じていたが、英メディアは「敗戦後、ソン・フンミンが泣く寸前の感情的なインタビュー」と見出しを打って取り上げている。
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権の獲得を目指すトッテナムにとって、2位ユナイテッドとのビッグ6対決は負けられない一戦だった。前半33分にネットを揺らされるも、直前にソン・フンミンがファウルを受けたとしてゴールは取り消しに。そして同40分、そのソン・フンミンがカウンターから先制点を奪い、リードしてハーフタイムを迎えた。
しかし、後半に入ると好調ユナイテッドの猛攻に遭い、後半12分、34分、アディショナルタイム6分と3連続失点を喫し、1-3で敗戦。同節はトップ4を争うリバプール、チェルシーが白星を飾っており、4位ウェストハムと勝ち点6差をつけられる痛恨の黒星となった。
試合後のインタビューに応じたソン・フンミンは、「本当に失望している」と落ち込む姿を見せており、「本当になんと言っていいのか分からない。本当に申し訳ない。気分は最悪だ。スタジアムの外で応援してくれているサポーターがどれだけの情熱を持っているのか知っているだけに、本当に申し訳なく思う」と謝罪の言葉を繰り返していた。
英メディア「スポーツ・バイブル」は、「敗戦後、ソン・フンミンが泣く寸前の感情的なインタビュー」と見出しを打ち、「涙が溢れる寸前だった。ソンは目に見えて落胆していた。声は震え、感情を抑えるのに苦労していた。先制点の場面について尋ねられても、深いため息をついていた」と説明している。
また、「インタビュアーは6年間にわたりソンを知っていて、何度もインタビューを行ってきた際は全員に話しかけるほど明るい人物だが、これほどまでに落ち込む姿は見たことがない。『本当に悲しい午後なんだ……』とソンは顔をこすり付けながら答えていた」と指摘している。ソン・フンミンにとっては受け入れるのが難しい敗戦だったようだ。