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ドルトムントにドイツ最高の天才復帰は必要なし! その理由は「香川の完全復活」にあり
独誌が特集 13年に”裏切り移籍”のゲッツェ復帰の可能性が浮上も…
バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェは、2013年7月に別れを告げたドルトムントへの復帰の可能性が浮上している。ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは獲得を検討することを明言しているが、裏切り者の凱旋は日本代表MF香川真司の完全復活など3つの理由から実現しないとドイツメディアは分析している。独地元誌「シュポルト・ビルト」が特集したもの。
1つ目の理由は、現在のドルトムント攻撃陣には十分な戦力が揃っていること。ゲッツェの得意なポジションである攻撃的MFやサイドには、ドイツ代表MFマルコ・ロイス、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン、香川、元ドイツ代表MFゴンサロ・カストロがいる。さらに17歳のアメリカ代表MFクリスティアン・プリシッチや、同じく17歳のU-18ドイツ代表MFフェリックス・パスラックと、将来有望な若手まで人材が揃っている。
2つ目は日本代表MF香川の完全復活にあるという。トーマス・トゥヘル監督、ミヒャエル・ツォルクSDの2人が、ゲッツェ復帰が有効な補強策であると100%の確信を持っていないようだ。現場と強化部門の責任者が天才復帰に踏み切れない理由は、ここ7試合で5得点を挙げるなど、トップフォームを取り戻した香川にあるという。リーグ連覇を果たした10-11、11-12シーズンは香川がトップ下、ゲッツェがサイドで起用されて見事なコンビネーションを見せた。共存を果たしていたが、当時のユルゲン・クロップ監督が退任し、システムも戦術も変わった今ではポジション争いのライバルになるとの見方が強いようだ。
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