「どうして…」 清水MFが“無人ゴール”にシュート→ポスト直撃の珍事にファン反応

無人ゴール前の決定機を生かせなかった清水MF鈴木唯人【写真:Getty Images】
無人ゴール前の決定機を生かせなかった清水MF鈴木唯人【写真:Getty Images】

神戸戦の序盤にMF鈴木唯人が独走、相手GKもかわす決定機も決めきれず

 清水エスパルスは11日、J1リーグ第9節でヴィッセル神戸と対戦し、敵地で1-1と引き分けた。3試合ぶりの勝利を逃した清水だが、開始早々に訪れたビッグチャンスでMF鈴木唯人がシュートを外したシーンが話題となり、ファンからは「どうしてそうなった」など驚きの声が上がっている。

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 第7節で徳島ヴォルティスに0-3、第8節で浦和レッズに0-2と連敗中の清水は、敵地に乗り込み神戸との一戦に臨んだ。試合は一進一退の攻防が続くなか、後半29分にカウンターから最後は走り込んだDFエウシーニョが決めて先制。だが粘る神戸のエースFW古橋亨梧に、同43分に同点ゴールを叩き込まれ痛み分けとなった。

 3試合ぶりの白星を惜しくも逃したなか、話題を呼んでいるのが前半7分の“決定機逸”のシーンだ。神戸のFKのボールを清水守備陣が跳ね返すと、前線にいた鈴木は相手選手に対して猛然とプレスを仕掛ける。神戸がGK前川黛也に対してヘディングで戻したボールにも食らいつくと、飛び出してきた前川よりも一歩早く追いつき、先にボールに触ってGKを置き去りにすると、鈴木は完全に独走状態となった。ボールはゴールの右方向に流れ、角度があまりない状況だったものの、“無人のゴール”を目前にしていたことから、誰もが清水に先制点が生まれることを信じて疑わなかった。

 しかし、トラップをせずにダイレクトでのシュートを選択した鈴木だったが、右足から放たれた一撃は無情にもゴール右ポストを直撃。決定機を生かせなかったことを清水公式ツイッターが速報すると、ファンからは「シンプルになんで」「どうしてそうなった」「珍プレー集採用」など驚きの声が上がっていた。

 プロ1年目だった昨季はJ1リーグ30試合に出場してノーゴール。今季もこれで6試合0得点と、リーグ戦での初ゴールはまたもお預けになった。だが今回の決定機も、猛然とチェイシングをした鈴木自身の積極性が呼び込んだもの。鋭い動きを披露しているだけに、歓喜の瞬間は確実に近づいているのかもしれない。

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