メッシは「寒さで震えていた」 “暴雨の試練”に海外注目「カメラがズームで寄ると…」

バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ【写真:AP】
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ【写真:AP】

バルセロナはレアルに1-2で敗戦 暴雨の寒さで震えるメッシの様子が話題に

 バルセロナは現地時間10日、リーガ・エスパニョーラ第30節でレアル・マドリードと対戦し1-2で敗れた。激しい暴雨の中での“エル・クラシコ”となったが、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが寒さのあまりに震える様子に、海外メディアは「土砂降りによりメッシは寒さで震えていた」と大々的に取り上げている。

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 前節終了時点で勝ち点「65」の2位に位置していたバルセロナは、2ポイント差に迫る3位レアルとの“エル・クラシコ”に敵地で臨んだ。前半13分、左サイドからグラウンダーのクロスを許すと、走り込んだ元フランス代表FWカリム・ベンゼマに華麗なバックヒール弾を決められる。さらに同28分、ペナルティーエリア手前で与えたFKを、ドイツ代表MFトニ・クロースに直接叩き込まれ、リードを広げられた。

 後半15分にDFオスカル・ミンゲサが1点を返すも、試合は1-2で終了。順位でも逆転される格好となった。試合中から激しい暴雨に見舞われたが、海外メディアはメッシの異変に注目している。

 後半途中に主審の通信機が故障するアクシデントで一時中断された際、メッシがベンチに何か指示を出す様子が映し出される。そのまま試合は再開したが、選手交代のあった後半35分にベンチへと駆け寄り、慌ててインナーとユニフォームを着替えていた。

 この場面を受け、スペイン紙「マルカ」は「土砂降りにより、メッシは寒さで震えていた」と見出しを打ち、「前半は本当にバケツの水を被ったような降水量で、メッシは長時間にわたりずぶ濡れと寒さに晒されたため、試合途中にユニフォームとインナーを交換した」と説明している。

 英メディア「GIVE ME SPORT」も「ユニフォームを着替える前、メッシが震えている姿を目撃」と大々的に取り上げ、「メッシが両手を腰に置いて立っているところをカメラがズームで寄ると、寒い中で濡れているため、本気で震えているのが分かる。メッシは実際に人間であり、我々と同じ体質であることを思い出させた」と言及。さすがのメッシも、寒さは体に堪えたようだ。

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