岡崎は来季レスターで先発の座を守れるか? 元プレミア得点王が「ヴァーディ級FW獲得」を提言

BBC特集 中小クラブ、ブラックバーンで優勝した元英代表サットン氏が語る

 レスターのプレミア初優勝から一夜明け、気の早いイングランドメディアは“奇跡のチーム”の来季を予測している。チーム史上初となるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)参戦となるが、元イングランド代表FWは今季22得点のエースFWジェイミー・ヴァーディ級のストライカー獲得の必要性を指摘。運動量と献身性でプレミアを制した日本代表FW岡崎慎司には来季、さらに熾烈なポジション争いが待つ可能性が高まっている。英国営放送「BBC」が報じている。

 レスターの来季予想をテーマとしたインタビューに応じたのは、元イングランド代表FWクリス・サットン氏だ。1994-95シーズンにブラックバーンに加入し、イングランド代表のエースストライカーだったアラン・シアラー氏との強力2トップを形成。レスターと同じく中小クラブのブラックバーンで強豪クラブを抑えての優勝に大きく貢献した。97-98シーズンにプレミアリーグ得点王に輝き、元日本代表MF中村俊輔とはセルティックで共闘し、スコットランドリーグ優勝を果たした実績の持ち主だ。

 サットン氏は来季に向けて「彼らにはさらなる強さを加えることが必要となるはず」と語った。今季のレスターはFAカップも早期敗退したため、リーグ戦だけに集中すればよい状況だった。しかし来季はFAカップだけでなく、欧州最高峰の舞台となるCLでの戦いを両立させなければならなくなる。

「ファーストチョイスの選手と同じような仕事ができて、良質のプレイヤーを加えた陣容にする必要性が出てくるだろう。特に、ヴァーディと同じレベルの別のストライカーが必要だ」

 

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