マンC撃破の立役者ベイルが2年ぶりの優勝宣言! 「CL制覇こそレアルに来た理由」
2年前のCL決勝アトレチコ戦では決勝弾
「僕は成長している。スペイン語もとても上達しているし、チームに溶け込むことができている。移籍当初はいつも難しいものだ。でも僕は最も厳しい時期を過ごした後、毎日がいい感じで回っている」
こう充実ぶりを語ったベイルは「レアルに来た理由は、チャンピオンズリーグを獲ることにこそある」と、クラブ11度目のCL制覇に自信をのぞかせた。
ベイルはかつて、この舞台でアトレチコを倒している。2014年5月24日、マドリード・ダービーとなったCL決勝の延長後半5分、現パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアがドリブル突破からシュートを放つ。GKが弾いたところでジャンプ一番、ヘディングで決勝弾を突き刺した。この日の決勝弾で、ベイルはフットボール史上最高額となる移籍金128億円の所以を証明した。
闘将ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレチコ・マドリードの堅守を再び打ち破るためには、背番号11の獅子奮迅の活躍が必要となる。史上最多のウンデシマ(CL優勝11度)を”白い巨人”にもたらすために、スピードスターはもう一度輝きを放つ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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