「まるで自動車事故」 リーズDFの“危険タックル”に英騒然「キャリアを終わらせる」
リーズはマンCに2-1と金星も… クーパーのジェズスへの“一発退場タックル”が波紋
マンチェスター・シティは現地時間10日、プレミアリーグ第31節でリーズ・ユナイテッドと対戦し、ホームで1-2と敗れた。数的優位の状況で金星を許したが、一発退場となった相手DFリアム・クーパーのブラジル代表FWガブリエル・ジェスズに対する危険なタックルを、英メディアは「“キャリアを終わらせる”タックル」と取り上げている。
今季首位を独走するシティはホームに昇格組リーズを迎え撃ったが、前半42分に相手MFスチュアート・ダラスに先制点を決められてしまう。後半31分にスペイン代表FWフェラン・トーレスが同点弾を奪うも、後半アディショナルタイムに再びダラスにネットを揺らされ、これが決勝弾となり、リーズに金星を献上する格好となった。
一方、前半アディショナルタイム、リーズは退場者を出しており、数的不利な状況を強いられることになっていた。ジェズスがボールを拾う際、クーパーが足裏を上げるスライディングタックルを敢行。相手の右膝付近を直撃し、転倒させていた。主審は最初イエローカードを提示していたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の助言を経て映像を確認した結果、レッドカードへと変更し、一発退場となった。
この場面を受け、英ラジオ局「talkSPORT」は「クーパーのジェズスに対する“キャリアを終わらせる”タックル」と見出しを打ち、解説者を務める元イングランド代表MFトレバー・シンクレアのコメントを紹介。「(ジェズスの)キャリアを終わらせる可能性すらあった。実際の速度を見ると、非常に危険だ。まるで自動車事故だ」と指摘していた。危険なタックルの波紋は今後も拡大するかもしれない。
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