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「バカげた、場当たり的な発表」 フンメルスがドルトムントの”裏切りの移籍”希望の公表手順を痛烈批判
練習場に訪れたファンに事情を説明した会話を独メディアがレポート
ドルトムントのドイツ代表DFマッツ・フンメルスが、バイエルン・ミュンヘンへの移籍希望を公式サイト上で発表したクラブの方針を痛烈に批判。「バカげた、場当たり的な発表のせいで誤った印象を与えた」と、サポーターに嘆き節を披露した。
独メディア「DW Sports」はツイッターで、”裏切りの移籍”問題で批判を浴びている主将が自家用車の中からドルトムントの練習場に足を運んだファンにサインをしながらも、披露した会話のやりとりをレポートしている。
「まだあらゆる可能性がある。決まったことはなにもないんだ。バカげた、場当たり的な発表のせいで誤った印象を与えた」
フンメルスはサッカー界の大きなトピックとなっている自らの去就問題について、こう語ったという。このサポーターの撮影した会話の動画はインスタグラム上で公開されていたが、一旦削除されている。
今回の騒動はドルトムント側が拡大に手を貸した一面もあった。主将のバイエルン移籍問題は、ドルトムント側からの発信でスタートしている。ハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOがドイツのテレビ番組に出演。わざわざフンメルスが下部組織を過ごしたバイエルンへの移籍希望を移籍金次第で認める方針を明らかにし、サポーターに理解を求めたことが発端だった。
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