まるでタイガーショット!? “筋肉男”トラオレの衝撃弾に海外紙感嘆「なんて一撃だ!」
ウォルバーハンプトンFWトラオレ、フルハム戦の試合終了間際に劇的決勝弾
ウォルバーハンプトンは現地時間9日、プレミアリーグ第31節フルハム戦で1-0と勝利した。後半アディショナルタイムにスペイン代表FWアダマ・トラオレが火を吹くような決勝弾を突き刺し、海外メディアも人気漫画「キャプテン翼」になぞらえて伝えている。
ウォルバーハンプトンは今節、降格圏に沈むフルハムと対戦。試合は終盤まで一進一退の攻防が続いたなか、勝負を決めたのはトラオレの個人技だった。
後半アディショナルタイム、自陣でボールを奪ったウォルバーハンプトンはすかさずカウンターを発動。ポルトガル人FWファビオ・シルバからのスルーパスに抜け出したトラオレは、そのままドリブルでペナルティーエリア内に持ち込み、フルハムのデンマーク代表DFヨアキム・アンデルセンが寄せてくるなかで、右45度から右足を振り抜く。
矢のような一撃は、フルハムのフランス代表GKアルフォンス・アレオラが守る狭いニアサイドを打ち抜き、そのままゴールネットに突き刺さった。ウォルバーハンプトンはこの劇的決勝弾で1-0と勝ち点3を手にした。
スペイン紙「マルカ」は、「オリベル・イ・ベンジ(キャプテン翼のスペイン語名)のような、ネットを突き破っていたかもしれないアダマのゴール。なんて一撃だ!」と見出しを打ち、キャプテン翼の登場人物である日向小次郎のタイガーショットになぞらえるように報じている。
トラオレはリーグ戦30試合目の出場でこれが今季初得点。残り試合でも強烈なゴールを決められるか、注目が集まる。
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