S・ラモスが抱く東京五輪への“思い” OA枠で参加を熱望「選択する権利は得た」
自身のドキュメンタリーで今後のキャリアに言及「メンタルが自分を辞めさせなかった」
スペインの強豪レアル・マドリードの同国代表DFセルヒオ・ラモスが、今夏の東京五輪への出場を熱望している。世界最大のEC企業Amazon(アマゾン)の映像サービス「アマゾン・プライム・ビデオ」で公開された「ラ・レジェンダ・デ・セルヒオ・ラモス」での発言をスペイン紙「マルカ」などが報じている。
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現在35歳のラモスは2005年夏にレアルへ加入。史上初のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇やリーグ戦で5度の優勝など、主将として数々のタイトル獲得に貢献してきた。また、その間にスペイン代表としてもワールドカップ(W杯)や欧州選手権(EURO)も制している。一方で、契約満了により今季限りで退団する可能性も報じられている。
そのラモスは自身のドキュメンタリー「ラ・レジェンダ・デ・セルヒオ・ラモス」で、今後のキャリアについて話した。
「何年間かで全てを勝ち取ったし、引退する可能性もあった。ゲームオーバーだと。ただ、自分のメンタルが自分を辞めさせなかった。5回目のCL優勝、2022年カタールW杯での優勝、そして東京五輪へ参加すること。その時が来れば引退する。それを選択する権利は得たと思っている」
ラモスはこう話し、今後の目標にまだ国際的なタイトル獲得があるという。そして、その中にはオーバーエイジ(OA)枠で参加することが可能な東京五輪があるとした。スペインは2大会ぶりの出場権をすでに獲得している。
組み合わせ抽選会は4月21日に行われるが、スペインは数々のタイトル獲得歴を持つラモスを金メダルへの切り札に招集し、日本にやってくることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)