「1.82秒で11回のステップ」 ムバッペ、ノイアー翻弄の“超絶フットワーク弾”に英驚愕
PSGがCL準々決勝第1戦でバイエルンに3-2で勝利 ムバッペが2ゴールを決める活躍
パリ・サンジェルマン(PSG)は現地時間7日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦で、前大会王者バイエルン相手に敵地で3-2と勝利を収めた。この試合で2得点を決めたフランス代表FWキリアン・ムバッペの2ゴール目について、海外メディアが「信じられないほどのフットワークを見せた」と称賛している。
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昨季CL準優勝のPSGは、決勝戦(0-1)で敗れたバイエルンとの“再戦”を迎え、敵地アリアンツ・アレーナに乗り込んだ。試合は開始早々動く。前半3分、ブラジル代表FWネイマールのラストパスを受けたムバッペが右足を振り抜き先制。さらに同28分、セットプレーの流れからブラジル代表DFマルキーニョスが抜け出し、冷静に右足で流し込み追加点を奪う。同37分にカメルーン代表FWエリック・マキシム・シュポ=モティング、後半15分には元ドイツ代表トーマス・ミュラーにゴールを奪われ、一時は同点にされるも、同23分、ムバッペがこの試合2点目となるゴールを決め、3-2でバイエルン相手に先勝した。
アウェー戦で貴重な白星を飾ったPSGだが、ムバッペが決めた2点目のゴールについて、海外メディアが注目している。
後半23分、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアのパスを受けたムバッペは細かいボールタッチとステップで、対峙した元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングを翻弄。ワンフェイク入れた後、足を出してきた股下を狙いシュートを打った。これにはドイツ代表GKの名手マヌエル・ノイアーも逆を突かれ、一歩も動けなかった。
このゴールについて英メディア「GIVE ME SPORT」は「PSGがバイエルンを下した時、ムバッペは最高の状態だった」と見出しを打ち、「22歳の彼は、ノイアーからゴールを奪う前に、ペナルティーエリア内で信じられないほどのフットワークを見せた」と取り上げている。また、英メディア「スポーツ・バイブル」も、「ムバッペは素晴らしい2点目を決める前に、1.82秒で11回のステップを踏んだ」と言及している。
昨季のファイナルではネイマールとともに悔しさをかみ締めたムバッペは、現地時間13日にホームで行われる第2戦でも、第1戦同様に活躍し、リベンジを果たすことができるのか注目が集まる。